大地の記憶、時の結晶。
石は、いつも私たちのそばにある
自然の美の欠片です。
日本全国選りすぐりの石を、
みなさまの暮らしのそばへ。
軽井沢の「石の教会」に使われていることでも有名な安山岩。青みのある淡いグレーが、知的で上品な印象です。
ほのかに混じり合うブラウンのトーンが色合いに奥行きを生み、クールな中にも温かみを感じさせます。
日本六古窯の1つ「信楽焼」の郷、滋賀県甲賀市で産出される花崗岩。信楽焼の特徴、赤みを帯びた柿色の「火色(ひいろ)」を彷彿とさせるような、あたたかみのある色調です。
三重県亀山地方には、怪石を有する雄大な山々が連なります。歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」に描かれた「筆捨山」は、そのうちのひとつ。野性味あふれる、重厚な濃いグレーから黒の色合いが特徴です。
サンゴ礁が広がる沖縄の海。豊かな海の生き物たちが作る「琉球石灰岩」は、美しい象牙色と、化石が織りなす味わい深い模様が特徴です。多孔質で保水性、通気性に優れ、表面温度の上昇を抑制する効果があることから、近年ではヒートアイランド対策としても注目されています。
伊勢神宮の参道にも用いられている伊勢砂利。通常は黄色い色味のものが主流ですが、今回「お伊勢さん」の縁起にあやかって、爽やかな白色系の花崗岩を選び、砕石いたしました。和洋問わず幅広くご使用頂けます。